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【Intel第8世代CPU採用】自作PCパーツの選び方とPC構成紹介

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先週自作PCを2台(僕の分と妹の分)作ったので

 

その構成と各パーツについて紹介していきます。 

 

 

 

今回意識したのは

 

高コスパ

 

コスパ厨なので安くて性能のいいPCがテーマです

 

※今回はPC本体のみの紹介となりますのでキーボードマウス、モニター等は含みません。

また、必要最低限のパーツで構成しているのでサウンドカードやDVDドライブの話は出てきません。

 

 

 

 

・PC構成

 

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・ロールケーキのPC構成

 

  • CPU: Intel / Core i5-8400
  • マザー: ASROCK / H310M
  • メモリ: Dogfish / 8GB DDR4 2400MHz (PC4-2133)
  • SSD:Zheino / 256GB SSD (MLC採用)
  • 電源:Thermaltake / 600W (80plus)
  • ケース:XIGMATEK /タワーPCケース (ATX,水冷対応)
  • Windows10 Pro
  • グラボ:なし

 

 

ゲーム目的で作ったんじゃなくてPCで動画編集したり音楽制作したりアプリ開発したりっていうのがメインだったのでグラボはなしです。

 

まあきっと2,3か月後には付けたくなるのでGTX1050あたりで検討しています。

(追記 GTX1050Ti買いました、1060にすればよかったなとちょっと後悔してる)

 

↓全パーツAmazonリンク

 

・妹のPC構成

  • CPU: Intel / Core i5-8400
  • マザー: ASROCK / H370 Pro4
  • メモリ:他のPCから流用 / 4GB×2 DDR4
  • SSD:SUNEAST / 360GB (TLC採用)
  • 電源:玄人志向 / 600W (80plus Bronze)
  • ケース:XIGMATEK /タワーPCケース (ATX,水冷対応)
  • Windows10 Home
  • グラボ: 流用 玄人志向 / GTX750Ti
  • モニター:流用 / 21インチ 60Hz

 

妹は完全にゲーム目的でPC組みましたが、お金がないのでGTX750Tiを流用

GTX1050のだいたい70%程度の性能ですが、

普通の画質,普通のモニターでよければこのくらいでも全然余裕でゲームが動きます。

 

最近VRChatなど

 

 

・CPUの紹介

Intel Core i シリーズの第8世代はいいぞ

今回採用したのはIntel Core i5-8400 

 

8世代は確か2017の12月あたりに出たらしいですが(覚えてないけどいつでもいいや)

一世代前のCPUに比べてCore i3,i5,i7はコア数が2個ずつ増えました。

i3 2コア4スレッド→4コア4スレッド
i5 4コア4スレッド→6コア6スレッド
i7 4コア8スレッド→6コア12スレッド

 

細かいことはもうこれ以上言いませんが、簡単に言うと

 

性能が7世代よりおよそ1.5倍上がった

と思ってください

 

第7世代のi5,i7の性能は

第8世代のi3,i5とほぼ同等という感じです。

 

つまり第8世代のi5は間違いなく性能がいい

 

 

編集作業をするならi5かi7。ゲーム用とかでよければグラボの方が重要なのでi3でも十分です。

 

僕と妹は用途未定な部分があったり編集作業もするのでi5を選びました。

 

参考価格とおすすめ↓

 

 

 

ソース↓

インテル(Intel)CPU性能比較|ドスパラ公式通販サイト

 

 

・マザーボード

マザーボードの商品名に必ず書いてある

H370とかZ370とかH310とか。搭載しているチップセットの名前なのですが、

 

370と310 の違いは基本的には大きさと拡張性。

・拡張性があってメモリの最大が多かったりするのが370

・小型で安く作りたい場合は310

 

あとZ270とかH170とかいろいろありますが

 

第8世代のIntel CPUに対応してるのが300番台のチップセットです。

 

間違えてH270とかを買うとソケットが合わなくて動きません。

 

 

あと頭にアルファベット(Z,H,B)がありますが、

CPUの性能をフルで使いたい人はZ370を買いましょう。

 

Bはビジネスモデルなので拡張性がないです。今後買うパーツのことまで理解している方はこちらで問題ありません。

 

安く抑えたいが拡張性も欲しい人はH370を選べばいいです。

コスパがいいのはH370なので、妹はコレ。

僕は今後の拡張構成を理解してるのでH310。安い。

 

あとはメーカーによってBIOSの画面が違ったりI/Oパネル(入出力端子)の組み合わせが違ったり。あとオンボード出力の音質が変わったりします

 

変にこだわらない人はUSBポートの数や使いたい入出力端子が必要な分だけ搭載されているかどうかで選びましょう。

 

音質面は後からサウンドカードでどうとでもなります。

 

参考価格とおすすめ↓

 

 

・メモリ

メモリねーメモリ

はっきり言ってしまえば

DDR4であれば安いやつでいいです。

 

メモリにも速さがあるのでそれを見てもいいんですけど、この記事を読んでる人にはわからない程度の差なので「DDR4」もしくは「PC4」と記載のあるものを選んでください

 

ふつうは8GBで十分です。多くても16GBでいいと思いますよ。

 

32GBあっても持て余します。そんなに使うことないです。

 

 

 

 

ただ今後のことを考えて枠は1つ以上余るようにしましょう。

 

4GB×2とか 8GB×1とかで迷うかもしれません

4GB×2のほうが若干応答速度が速くなるらしい(1.1倍とか)ですが、シングルでもしっかり動いてくれるのでとにかくメモリスロットが余るように買いましょう。

16GBなら8GB*2で2枠埋めてしまってもいいですよ。

 

 

ノート用とデスクトップ用があるので間違えないように。

 

 

 安いやつおすすめ↓

 

 

・SSD

 

今回購入したのは256GBと360GBのSSD。

 

256GB以上のSSDを選ぼう

ゲームを大量に入れたいなら256じゃ足りなくなってくるけど、

どんなPC構成でも大体4個以上は入れられるので最初は256GBか500GBくらいのやつを一個買ってみればいい。

 

HDDを載せたりSSDを追加するのは足りなくなってからでも遅くはないです。

 

 

・SSDとHDD、M.2SSDのメリットデメリット

・SSDのメリット

高速。起動が速くなったり、ゲームの読み込みが速くなったり。

メインで使う分にはSSDじゃないと遅すぎてやってられない。

数値面ではHDDより6倍速いらしいが、PCの動作全体を見た体感はもっと早い。

 

 

振動に強くて壊れにくく、壊れるまでは安定して使える。

 

・SSDのデメリット

高い。HDDに比べると性能は6倍だが値段も6倍。

 

 読み書きデータ量に上限がある。(種類,メーカーによって上限が違うけど使ってみないとわからない。通常使用で10年と言われている)

 

壊れるときは一気に壊れる。

一部データの救出もできない。

 

そういうわけで基本はバックアップ必須。(データをクラウド等で管理できる人ならあまり気にしなくて良いかも)

 

・HDDのメリット

容量が多くて安い。

壊れるときは少しずつ不安定になっていくのでわかる。

壊れてもデータの救出がしやすい。

写真や動画、バックアップデータをしまっておくのに適している。

 

・HDDのデメリット

遅い。古いPCが起動に1,2分かかるのはこいつのせい。

壊れ始めるとどんどん読み込みが遅くなっていったりデータが飛んだりするので長期的にメインで使うのはやめたほうがいい。

 

物理的に重い。

SSDを入れ替えて使うことがよくあるんだけど、それをHDDでやろうとは思わない。

 

 

SSDに比べると消費電力が大きい。

そしてうるさい。コレを入れてると機械音がする

 

だから僕は基本PCから外して、使うときだけ繋ぐようにしてる。

 

あとノートPCにHDDはご法度。ありえない

性能面でも重さでもHDDは積みたくない

 

 

・M.2SSDとは

2015年くらいから自作PCで流行りのパーツ

基本的にSSDの上位互換。

 

PC内部のPCIeポートに接続することで、SSDのネックだった接続ケーブルの問題を改善した。

SSDよりさらに6倍速いので読み込みは何もかも一瞬で終わる(M.2の読み込みだけなら)。

 

発熱するのでヒートシンクは付けたほうがいい。

SSDより2倍高い。

 

はずれを引くとSSD程度の速さしか出ないものがあるのでレビューは確認して買うこと。

マザーボードに直接差し込むのでM.2端子がいくつあるかはマザーを選ぶときに確認すること。

 

ちなみにM.2はSUMSUNG製が間違いない

 

M.2について詳しくはこちら

pssection9.com

 

 

参考価格とおすすめ↓

 

 

 

 ・電源ユニット

 600Wか750Wあたりで悩め。

 

ハイエンド自作PCにする予定があるなら750W

ミドルスペックでいいコスパ厨な人は600W

 

80plusとかそのあたりは電源変換効率の話。

発熱とか消費電力を抑える場合はこれのランクが高いやつを選べばいい

(ずっとグラボ使ってつけっぱなしで作業する人は電気代を考慮するとグレード低いほうが最終的にお金がかかる可能性があるのでよく計算して。)

 

 

※「あれ、この構成だと消費電力300Wくらいにしかならないじゃん」って気づいてしまった人↓

自作PC自体の必要電力はだいたい250W~400Wくらいになるんですけど、電源ユニットの最大出力はその2倍になるものを選ぶのがベストです。

電源ユニットが最も効率よく電源を変換でき動作が安定するのが、最大出力の半分の出力を必要とする場合なので。

 

 

参考価格とおすすめ↓

 

・グラフィックボード

 ゲームができればそれでいいとか、グラフィックを使った作業がしたい程度なら

GTX1050のグラフィックボード。

 

その下のGTX1030でいいという人はむしろオンボード出力(グラボなし)で十分だ。

 

 

ミドルスペックといえばGTX1060で、ゲームをそれなりににいい画質でやりたいとか、何年も使い続けるグラフィックボードとして買うならこっち。

 

 

モンハンワールド、黒い砂漠、PUBG、フォートナイト、バトルフィールド

このあたりをやるにはGTX1060からがちょうどいい。(このグラボで普通の画質を60fps動かせるよう、ゲームを作る側が調節して作ってるはず。)

「もっといい画質でゲームをやりたい」

「60fpsじゃ物足りない」

「ずっと同じグラフィックボードでゲームをやっていきたい」

「マイニングをしたい」

っていう人はもっと上のグラフィックボードが欲しくなるのだけれど

そういう人は外のサイトもまわってよくグラフィックボードについて調べて買ってください。

 

 

1060はメモリが6GBと3GBのモデルがありますが3GBでしっかり動いてくれます。

3GBにして後から後悔するというほどでもないのでこっちで大丈夫ですよ。

6GBも値段分は性能が上がるのでどちらを選んでも問題ありません。

6GBのほうが主流なのでこちらを選ぶ人が多いですが。

 

 

参考価格とおすすめ↓

 ・PCケース

一番PCの性能に関係ない。ATXサイズとmicro-ATXサイズに対応さえしていればあとは何でもいい。(ATXに対応していない小型のやつを買うとあとで困るからここはATXサイズ対応を買っておこう。)

 

でもPCのかっこよさとか作った時の達成感はPCケースに左右されるからここはできればいいやつを買うと幸せになれる

 

僕はちょっとだけかっこよさを優先して光るファンが3つついてるやつを選んだ。

(それでもお金があるわけじゃないので7000円のやつだけど)

 妹の場合は一番安いやつでした。4000円しない価格で買えたので、PCケースで価格を抑えようと思えば3000円台で買える

 

 

本当に好みの問題なのでAmazonで好きなだけあさって好きなのを買えばいい。

一応ほかに見るポイントとして

 

・SSD,HDDケースを搭載できる数

・側面パネルが開けやすいかどうか。(一番安いやつはネジ6個使うめんどくさいやつだった。)

・重さ

・水冷クーラー対応

・エアフロー(空気の通りやすさ)

・電源ユニット付属

 

この点を意識しながら好きなものを買おう。

 

一番安いやつと僕の好みのやつ↓

 

以上!おわり

 つかれた。

 

 

え、?DVDドライブ?

必要ならUSBの外付け光学ドライブを用意してください。そっちのほうが使いまわしやすいし設置が面倒じゃないでしょう?

 

 

 

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