買いましたよ買いました
今まで1年半iPadPro9.7inch32GBを使ってきて、そこからの乗り換え。
今回は12.9inchの256GB
普段使いにはちょっと過ぎるかなーとか、でもこのサイズでよかったなーとか
いろいろ思うところがあるので
11インチと12.9インチどっちがどういう時に向いているとか
総合的にレビューしていきます
- 12.9インチはやっぱり大きい
- 12.9inchはクリエイターのために
- 第2世代ApplePencilについて
- FaceIDが便利なのはFaceIDだけが理由じゃない
- スペックが高すぎる
- ノートPCの代わりにはならない
- まとめ
12.9インチはやっぱり大きい
いい意味でも悪い意味でも、モバイル端末としてはかなり大きい。
日常的に使うサイズとしては大きすぎるかも。
9.7インチのサイズに比べると明らかに使う前一瞬の抵抗があって、これをメインで使ってるとそのうち使用頻度が落ちそう
一般人が使う端末じゃないなっていうのが12.9サイズに対する感想です
最近は1日中使ってる。でもやっぱり外では少し使いづらい。
iPadProを使って作業するとき9.7だと小さいと思うことは多くて、特に絵を描くときなんかは12.9じゃないと結構作業しづらいのだけど、
動画を見たりゲームをしたり、Twitter,LINEをしたりとコンテンツ消費がメインの端末としては9.7インチの媒体サイズが最高かもしれない。
迷ってるなら普通の9.7インチiPadとほぼ同じ媒体サイズでいろいろ上位互換の11インチでいいと思うんだよね。
動画見るにしてもAirPlayでぱっとテレビやモニターにつなげば12.9インチよりも大きい画面で手軽に見れるから、
「動画を見たいから」というだけで12.9インチを選ぶのはちょっと違う。
あれ? 12.9インチの金額で11インチ+AppleTVが買えるし、
動画を見たいならそのほうが賢いかも
無印iPadシリーズは完璧なサイズ
2010年にiPad9.7inchが発売されてからiPad,iPadAirはずっと9.7inchでした。
2018年になっても9.7サイズのiPadが発売されてます。
つまりiPadはこのサイズであることが最も「使いやすい」「売れる」、最高のデバイスだとAppleは判断して販売しているわけなんですよ。
iPadはこれより大きくても小さくても正解ではなかったんじゃないかな。
iPad miniシリーズも2015年のmini4以降発売されてないし。
そしてiPadProシリーズは初代が9.7inchと12.9inch。
それ以降10.5inchと11inchが9.7inchと媒体サイズはほとんど変わらず画面サイズだけが大きくなって発売されてる
やっぱりこの媒体サイズが「iPadが最高のデバイスであるために必要な要素」っていうことなんだろうね。
9.7~11は小さい割に大きく見える。スマホをを使う手軽さとほとんど変わらないのに、画面の大きさは十分だ。
12.9は普通に大きい。顔が近い分13インチMacbookProを使っている時よりも大きい気がする。
12.9inchはクリエイターのために
12.9inchは11inchとは別のシリーズだと考えたほうが良さそう。
iPad9.7inchシリーズの延長にiPadPro11inchがあって、
それとはまた別の「PC以上に最高のデバイスで作品制作をするクリエイターのため」にある端末がiPadPro12.9inchということなんだろう。
使用用途がスマホ寄りの端末は11inch、
パソコン寄りの端末は12.9inch
という感じ。
絵を描いたり今こうやって書いてるブログを読み直して推敲したり
動画編集とか画像編集するにはこっちのサイズが欲しくなる。
あと普通に文字を読むだけなら9.7で満足してたんだけど、さっき「自動車学校の資料を漁ろう」と思ってiPad9.7inchを手に取ってから「小せえ」って言いながら座布団に9.7を投げて12.9をとりに行った自分がそこにいた。
パソコンで資料を漁るように調べ物をしたいときは12.9を使いたくなる
ただ普通にブログ読んだりネットサーフィンするときは9.7媒体サイズの方が好きかもしれない。
というかこの9.7小さいっていうのも11インチなら解決できるのかも
第2世代ApplePencilについて
実はまだ持ってないんです
僕は11/1日の12時ごろdocomoオンラインショップでiPadProを注文したのだけどその時にはもうdocomoオンラインショップではApplePencilの在庫はなかったんですよね
本体を注文した後急いでAppleStoreでApplePencilを注文したのだけどお届けは17日以降になっちゃったので、未使用レビューで語ります
届きました。最高ですね。期待通り、想像通りの使いやすさでした。
1世代ApplePencilはとにかく使いづらかった
使いづらかったというより、「使いたい瞬間に使えなかった」
ペンの充電だったり、手元になかったり。
まあそれが本体にくっついて充電されてくれれば、どっちも解決するわけだ。
特に僕の場合iPadProにケースをつけず裸で使う派(12.9はキーボード使うけど)だから、この機能はかなりありがたい。本体にくっつかなかったらケースを使うかバッグに入れて持ち歩くくらいしかないからね。
むしろこれ以外のアップグレードを求めていなかった。これだけが欲しかった唯一(2つ?)のアップグレードだ
筆圧検知だったり傾き検知だったり、その辺の精度が上がっても僕は全くうれしくない。そこは1世代Pencilの精度で十分満足していたからね
このApplePencilはもうクリエイターにだけ必要なものじゃない
今までのApplePencilは
「頑張らないと使えないタッチペン」だった
指か充電が必要なタッチペンか、特に理由がなければ指を使う。
でも目に入るところに充電された高性能で先の細いタッチペンがあれば絵描きじゃなくても使うよね。
誰でも小学校から10年以上ずっとペンを使って文字を書いてきてるから文章を扱う際のペンの便利さは理解してるし、
プロのイラストレーターやビジネスマンが仕事で使うような1.5万の高級タッチペンが
いつもiPadにくっついているのだから
そりゃあ画面スクロールするだけでも使いたくなるし、絵が描けない人でも描きたくなる。
絵が描けなくても仕事用じゃなくても、第2世代ApplePencilは誰もが買うべきアクセサリだ。
ところで僕の場合だと1世代ApplePencilを一回無くしていて、多分電車かバスに置いてきたのだけど問い合わせても見つからなかった。
このときApplePencil2本目を買うためらいは物凄かったんで「無くさなくなる」って言うのは僕の中でかなりポイント高い。
FaceIDが便利なのはFaceIDだけが理由じゃない
画面タップで起動する
これが一番大事。
今までのiPadならホームボタンを触るために
- まず両手でつかんで
- 指をホームボタンにもっていって
- カチッと押し込んで
- 指紋が認識されるのを待つ
なんて手順が必要だったんだけど
FaceID搭載で画面タップ起動ができる場合は
- 画面タップ(片手でもできる)
- 画面を見る(意識しなくてもできる)
- 上にスライド
これで開く。
とにかく画面タップ起動は楽
特にスタンドに立てている場合はホームボタンを押し込むのがかなり面倒だったのでこれもまた最高の進化です。
欲を言えば画面タップしなくても、スライドしなくても開いて欲しいんだけどね、
今回はこれで十分だ。
画面タップしなくてもっていうのはiOSのアップグレードでもできる気がするので来年のiOS13に期待してもいい。
それならハードウェアは今年のiPadProでOK、次の端末を待つ必要ナシ
スペックが高すぎる
まあ発売日直前からリークされていろいろ噂になっていますがベンチマーク(性能テスト)の結果がMacbookProに匹敵するだとか、グラフィックが昨年モデルの2倍だとか。
それでも十分スペックの高さは伝わると思うのだけど僕はそういう表現より
「スマホ界最高スペックのデバイス」
と表現するのが好き。
スマホ界最高スペック
現在日本の店で普通に買えるスマホ、タブレットの中ではiPadPro2018が最高スペックのデバイス(のはず)
もしこれ以上にスペックの高いAndroidの機種があったとしても国内販売されてない機種だろうし、iPadより洗練されたデザインじゃない。
とにかく、スマホのゲームやアプリで動かないものは無い
これが強い。
2018iPadProで動かないアプリは他のどの機種でも動かない。
2018iPadProでカクカクするゲームは他のどの機種でももっとカクカクする。
圧倒的な安心感。
↓2018iPadProで撮影してみました
デレステ3Dリッチ最高画質でプレイして、さらにそれをiOS標準の画面収録機能で撮影したやつ。
今まで9.7inchのiPadProをつかっていた時は3Dリッチ、標準画質でプレイするだけでもカクついてノーツを逃すことがあるくらいだったけど
2018iPadProでは「当然のように最高画質で動いた上で、さらに画面録画してもカクつかない」のです。
他の3Dゲームでも普通に最高画質設定で快適に動作できた。
「今あるゲームも今後出るゲームもしばらく最高画質設定はこのiPadProを超えないように作られる」 ので
ゲーム用途で全く困ることはなく、強いていえば画面サイズが大きすぎて困るかも?
PC比較でも高いスペック
細かいことを言うと語りつくせないので、簡単に話します
動画編集画像編集イラスト制作といった用途では十分PCの代わりになる。
その用途であれば20万クラスのMacbookProより使いやすいです(断言)
もちろん慣れもあるけどね
少なくともイラストではPC+液タブだったりSurfaceやMobileStudioよりも「イラスト作成枚数」は確実に多くなる
この辺の作業では最終的にデスクトップPCが必要になる場合があるので
絵描き用途のノートPCは中途半端
iPadPro+デスクトップPCがあればいい。
僕は20万の2015MacbookProを持ってるけど、
イラストに関してiPadPro→MacbookPro→デスクトップ
と経由することはなくて
iPadPro→デスクトップ
で作業する
MacbookProの方が確かにiPadProよりも使えるレイヤー数が多かったりするけどそこまでiPadProで作ってしまったらもうデータ移動する手間で直接デスクトップに行った方が早い。
ノートPCの代わりにはならない
それでもノートPCが必要になる時はある。
僕はプログラミングをやったり3Dをいじったりゲームを作ってみたり音楽を作ってみたり、あとブログ・Webサイト制作と、一応ワードエクセルパワポ。
それにイラスト制作だったり動画画像編集だったりをするけど、
プログラミングとブログ、WebサイトはノートPCじゃなきゃダメ。
noteならiPadProでいいんだけど。
デスクトップで文章打つのも好きなんだけど結局姿勢が縛られるのは致命的で、それで最終的に書ける文字数と疲労度と、あと書き始めるハードル(PCの前に行く、PCを起動する)を考えるとデスクトップPCよりノートPCが有利なのはわかるよね
じゃあiPadPro12.9インチじゃできないのかと言われれば「できなくはない」んだけど「困ることが時々起こる」
「専用アプリがあるかないか」でPCソフトからの以降ハードルは大きく変わって、
そしてその「専用アプリが使いやすいか」「ない場合はWebサイトがPCと同じように使えるか」というところで、
大抵は「専用アプリはあるけどPC版より機能が少ない、Webサイトは動作がPC向けに作られている」
だからiPadProではノートPCと同じように使えない
ということが「文字入力が必要な作業」ではよく起こる
特にブログとプログラミング、ワードエクセル
「たまにやる」程度であればいいけどね。
ノートPCが必要な人はまだノートPCが必要
ただ、検索したりネット見たりするためにノートPCの画面サイズとキーボードがいいんだと言う人は考え直してiPadProを買うべきだね。
サイズは11インチ。
作業用でないなら12.9インチを買っちゃダメだ。
USB Type-C
まずiOSではUSBメモリのデータを扱えない
USBメモリが使えるようになったとは思わない方が失敗しない
できるようになったことといえば
- 充電が早くなったかも?(これは誰かが検証してくれる)
- データ転送は早くなった。
- USB3.1変換アダプタがダイソーで買える
- iPadProから他の端末を充電できる
- カメラ、iPhoneとの接続がしやすくなった。
- Type-Cが今後USBのように流行れば活用法がどんどん増えていく。
- Lightningのアクセサリを買うのは抵抗があったけどUSB Type-Cなら他の機種でも使えるので買いやすい
こんな感じかな。
映像出力
Type-C to HDMIの変換アダプタをアマゾンで買って優先でモニターにつないでみたのだけれど「全画面出力」されなかった。
なんでだろう。
黒枠があって全画面表示しきれてない感じはなんか間違った方法、裏技をしているような感覚になったね。
ちなみにAirPlayだとYoutubeの「モニター側だけ全画面表示」ができるのだけど有線接続だとできなかった。
でもProcreateではモニター側だけ別の表示って言うのができたからこれはアプリ側の問題だろう。
そのうちYoutubeも有線接続で「モニター側だけ動画を表示してiPadProでは別の作業ができる機能」は使えるようになるはず。
あと、遅延は一切なかったからAirPlayに対するType-C接続のメリットは安さと遅延のなさが売りだね
AirPlayは前モデルより遅延なくなったとかそういうことはなさそうだった。
そういえば買う前は「有線接続でモニターにつないでキーボードもつけてPCみたいに使ってみたい」と妄想していたけれど全画面出力してくれないなら12.9inchの画面を直接見ればいいし結局マウスも使えないからデスクトップPCライクには使えなさそう。
まとめ
- iPadProは最高のガジェット
- スマホ界最高スペック(ゲーム用なら最強)
- 日常用途は11インチが正解。動画視聴でもこっちがオススメ
- 作業,仕事用なら12.9インチ
- 12.9インチは日常使用にでかすぎる。
- 容量は256GBあるとちょうどいい。
- AppleCare+は入るべき。ないと修理代がiPhoneより高い。
- ノートPCの代わりにはならない。
- 2世代ApplePencilは誰が買っても活用できる。
- SmartKeyboardFolioは買わなくてもいいんじゃない?
- 動画編集画像編集イラスト制作には最高。
買って届くまでは2015iPadProの9.7インチを売ろうかと思っていたけれど、
2018iPadProの12.9インチが普段使いにはデカ過ぎるので2台とも活用しようと決めた。
やっぱり普段使いには9.7インチの媒体サイズがちょうどいいね。
もう「Air2以降の9.7インチサイズのiPadを持っていない」って言うのは
「パソコン持ってない」とか「スマホ持っていない」とか
そういうレベルで人生損してる。
もってないなら今年の9.7インチiPadか11インチiPadProを買おう。
追記
もう9.7インチiPadPro全然使ってない...
YoutubePremiumでバックグラウンド再生もできるようになったから、わざわざ2台使うこともないんだよね。