ガジェットオタクの魔本

とにかく魔法使いでありたい

【わかる】クリエイターコミュニティの「わかる」文化

「わかる」

「わかりみが深い」

「それな」

「せやな」

 

クリエイターが会話で1番よく使う言葉が「わかる」だと思うんだよ

 

(これを読んでるあなた)「わかる」

 

「わかる」って「共感」そのものだからね。わかって貰えると幸せになれる。

 

 

 

普段は共感すらしてもらえない

 

人は共感して貰えると嬉しくなるし会話が弾む。

だから普段会話する時は「共感」を意識して話せると、モテたり友達が増えたりする。

 

でもクリエイターの話って全然共感してもらえないんだ

 

そもそもクリエイターって意外と人口が少ないんだよ。

データとかないけどさ、そういう職場とか学校とかいう環境がないとまず「わかってもらえない」し環境があったとしても微妙に方向性が違うと全然会話出来ないんだよね。

 

だからたまに「わかる」って言ってくれる人に出会うだけでものすごく幸せになる。

 

あと会話してる時に「あいづち」しますよね。

 

でもクリエイターさんが話す時に「うん、うん」とか「へえ」「そうなんだ」とか言われると興味無さそうに見えたり、「わかってなさそう」に見えたりする。

 

話を聞く側のクリエイターさんもそれがわかってるから「わかる」って言ってあげるんだよね。そうすると安心して話を進められるんだ。

 

語彙力が足りないから「わかる」しか言えない

好きとかすごいとかそういう感情を表す言葉ってなかなか使いづらいし、相手が言ったことに対して的確なコメントを出来ないことが多い(今はエモいも流行り始めてるけど)。

あんまり会話慣れしてなかったりするから、SNSとかでコメントが来てもすぐに返信できなくて、でもあんまり返信が遅いとおかしいからとりあえず「わかる」って言っちゃう。

 

ほんとは「〇〇が〇〇で〇〇だから良いし、こういう所が〇〇になっているのも好き。君の言う通り〇〇が〇〇…」って言いたいんだけど結局無難に→「わかる」とか「いい」とか

に落ち着く。

 

あと相手が考えてる事と自分が考えてる事が100%合っている自信はないことが多くて、「ここは褒めてくれてるけど〇〇のことをどう思っているのか分からない」とか「〇〇の話なのか××の話なのかどっちだろう」とか、色々あるんだよ「相手が何に対してどう考えているか」っていうのは。

 

でも80%位は「自分が考えていることと相手が考えてる事」が一致している自信があるし細かいことをあえて聞く必要も無いので「わかる」って言っておけば相手は喜んでくれる。

 

「それってこういうことだよね。わかるわかる」→「わかる」

みたいな。

 

クリエイターさんは褒めて欲しい

クリエイターが創作を続けていく上で1番必要なものは「モチベーション(やる気)」だ。

「お金」もあるけどね。

 

褒めてくれればいくらでも作品は作れるし褒められないと全然やる気でなくて続かない。

 

「いいね」が欲しくてTwitterに載せるし

褒めてもらうために過去の作品を並べたりする。

 

会話する時も自己顕示欲を満たすために作品を見せたり

「自分がこんなすごい事をやっている」っていうアピールをしたりする。

 

そこで話し相手に求められるのは「褒める」ことと「共感」すること。

 

ほんとは「褒める」ことの方が嬉しかったりするんだけどでも「話を聞く側もクリエイターさん」の場合そちら側のプライドもある。

 

相手の作品をただ単に褒めてもそれは「普通の人に話した時の反応」と同じになってしまうから(普通の人に作品の話をすると「すごい」って言って貰える)

「自分はなぜそれがすごいのか分かってますよ」アピールも含めて「わかる」とか「〇〇だからすごいよね」を積極的に使いがち。

 

わかってもらえたかな?

わかって貰えたら嬉しい。

 

是非言葉にしてそれを言って欲しいのだけどコメントはしづらいよね。

代わりにTwitterフォローしてよ

 

ロールケーキ🍰 (@RollcakeCreator) | Twitter