ガジェットオタクの魔本

とにかく魔法使いでありたい

【2010〜2015年の】小,中学生ゲーム機,スマホ,ネット事情

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ロールケーキさんは今19歳です。

 

今日、3年前に妹にあげたヘッドホンが帰って来たんだ

でコレを久しぶりに使ったら懐かしすぎて感動したっていう話から始める。

 

最初はこのヘッドホンと思い出について書くつもりだったんだけど

 

このヘッドホンで音楽を聴いてたらそのころのことを一気に思い出して「あの頃はこんなこと考えてたよなぁ」とか「こんなものを持ってたなぁ」とか書いてたらもうその話の方が面白くてメインの話はそっちになりました。

 

 

 

 

出て来たヘッドホンはコレ

「Walkman w」の画像検索結果

 

NW-WH303/W

 

これね

 

ウォークマンなんだよ

パソコンから音楽を転送して中に入れておく。

あとは充電して再生ボタンを押せば単体で音楽を流せる。

 

だから久しぶりに帰って来たときに3年前の曲入っててすっごい懐かしかった

 

あと有線接続もできるから妹はずっとそっちで使ってたみたい。

 

あと他の機能は簡単なイコライザー(off,低音,高音)とプレイリスト再生、スピーカーモード(なんかバンドの方にスピーカーがついてる)で首かけ再生

 

機能はこんなもん。

Bluetoothがついてなかったのが僕にとって最大の欠点だった

 

これ出たのが2013年10月で買ったのはその半年後くらい。

 

値段は確か当時

13000円だった。

中学3年生だった僕は結構頑張って小遣いを貯めて買った。

 

当時は初めて使ういいヘッドホンだったので音質にすっごく感動したんだけど今聞いたらすっごい音悪いんだ

 

それも懐かしくてよかったんだけど。

スマホ出始めの頃の小中学生ガジェット事情

2010年といえば僕は小学4,5年生で、翌年に東日本大震災があったそんな頃。

 

それまでインターネットを見るといえば一家に一台あるデスクトップパソコンでゲームの攻略情報を見たりYoutubeを見て時間を潰したりしていた。

僕の場合はPCでアメーバピグにどハマりしてネットが大好きになったりとか。

 

家庭用ゲーム機がWi-Fiに対応し始めたけどそもそもWi-Fiが設置してある家なんてなかなかない。Wi-Fiは月額がかかると勘違いしてたし。

 

世間では2010年くらいからiPhoneが流行り始め、それに伴ってスマホ化の波がやって来た。

僕が小学5年生の頃に母親がスマホを持ったけど世間では「スマホは月額が高い」「高校生になるまでケータイ、スマホは持たせない」「子供はDS(系)、PSPで遊ぶ」っていう風潮があった。

 

僕はDSとWiiとPS2とあとはPCのライトなゲームで遊んでて、WiiUとか3DSとかPS3とかをすっごく欲しがってたな。

 

小学生の頃のスマホのイメージはとにかく「パソコン使わなくても検索できる」あとは「電話、メール」だったから欲しかったけど「まあないならないでしょうがないよね」って感じだった

 

 

あとこの頃に詐欺サイトとかも見分けられるようになった。

小中学生でも詐欺サイトは半年くらいスマホ触ってればわかるようになるし、引っかかるのも最初の一回だけ。

それもお金が絡めば何もできないから小さいうちにそういうのは経験しておいた方がいい。

 

それから2年経つと僕は中学生になるんだけど、変わったことが2つあって、「Wi-Fiを設置した」ことと「親がスマホ買い替えた」こと。

 

 

Wi-Fiを設置した(2012年)

家にパソコンが1台あって有線でネットに繋いでた。

ここまではどこの家でも普通なんだけど、「Wi-Fiってネットとかパソコン関係詳しい人とか月額3000円くらい払える家だけ設置してる」っていうイメージがなぜかあったんだ。

 

結構当時はみんなこういう勘違いをしていたはず。Wi-Fiレンタルサービスが存在したからそういう勘違いが生まれるんだよな

 

僕はゲームの攻略が大好きでどうしてもWi-Fiが欲しくなって、

でも親にねだると断られているのはわかっていたから自分でWi-Fiについてググった。

 

そしたら一回買ってしまったらそれで設置終わりっていうことが判明するんだよね。

もうあとは買うだけだから値段調べて、3000円くらいのWi-Fi親機を小遣いで買って来たんだ。親に黙ってね。

 

Wi-Fiを設置したらまずはDSを繋ぐ。次はPSP、あとWiiも繋いでたかな?

あと何を繋いだか覚えていないけど、何がWi-Fi使えて何が使えないか調べてた。

持ち運びができるガジェットは基本Wi-Fiに繋がるものだとそこで気づいた。

というかそういう端末はWi-Fiに繋げるべき(繋がるべき)だと思った。

 

親のスマホ買い替え時期(2013)

親がスマホバッテリー持たなくなって来たとかで買い替えたんだ。

「端末代無料だった」って喜んでたのよく覚えてる。

 

で、古いスマホは手元に残って使わなくなるんだよね。

すぐさま僕はそれを取って来て、色々いじってみたんだ。

 

契約が切れたスマホでもカメラは使えたのくらいはすぐにわかったんだけどそれ以外の使い道が全然思いつかなかった。

 

そこで僕はGoogleで「古い スマホ 活用」とかで検索して(天才)Wi-Fiに繋げばネットが使えることに気づいたんだよね。

 

そういう感じで僕は中学1年生にしてスマホを手に入れたのだった。

めでたしめでたし。

 

当時本当にスマホ持ってる小学生も中学生も1%以下で優越感がすごかった。

その頃スマホといえばパズドラとLINEが流行ってたからそれを入れてあとはネットサーフィンに使ってたんだ。というかパズドラを入れただけで512MBの容量6割埋まるからそのくらいが限界だった。

あとはちょっと残った枠でゲームを入れたりいろんなアプリを試したり。 

 

最初に買ったAndroid端末がウォークマンだった

中学生の時にわざわざ13000円も出してあのヘッドホンを買ったのは「いい音が知りたかったから」

 

僕は中学生になった辺りから音楽を聴き始めて、結構音楽にこだわりたいなって思ってたんだ。それまで全然興味なかったけど

中学生くらいになるとみんな音楽を聴き始めるよねなんでだろう。

 

中学1年生の時にAndroidのスマホを触っていて、あとiPod shuffle(一番安いちっさいiPod 音楽再生機能だけ)を使って、1000円くらいのイヤホン(今存在を思い出してすごく懐かしい)で音楽を聴いていた。

 

スマホは全然バッテリー持たなかったから、音楽はiPod Shuffleで聴いてたんだ

iPod shuffleをこっそり学校に持って行って帰りに音楽聴くのは楽しかったな

 

でも1年くらいするとiPod shuffleが音微妙なことに気づく、というか家電量販店で聴いたWalkmanの音に感動した。

 

「Walkman」って音いいんだ!っていう感動と、Android搭載してる「ほぼスマホ」な所に惚れ込んでWalkman Fシリーズが欲しくなって、その年のお年玉をもらったらすぐWalkmanを買いに行った。

中学2年生のお正月。

 

1.5万でBluetoothスピーカー付きで買えてかなり安くAndroid端末を手に入れられた。

 

みんながスマホを使い始める(中2,2014年)

この頃になると周りのみんながLINEとかパズドラをし始めるんだよね

中学2年生が終わる頃はクラスだと2割くらいだったけど、中学3年生の秋頃には学年全体で半数くらいが何かしら端末を持っていたかな。

 

その頃みんなが持っていたものといえばiPod touch

 iOS搭載でゲームは一通りできて、LINEも使えて、音楽と写真とネットが使える。

今のiPhoneと全く変わらないものが3万で売っていた。

 

そしたらみんな親に頼み込んでiPod touchを買ってもらう。

中学生にとって性能に不足はないしカメラがなかなか便利で、みんなカメラと音楽音楽用途でよく使っていたイメージがある。

普通にゲームとかネットもやるしね。

 

学年半数くらい端末を持っている人がいて、そのうちの7割くらいはiPod touch

残りは親の古いスマホとか。中には3年生くらいからもう自分のスマホを契約して持ってる人も数人いた。

Android搭載Walkmanを持ってたのは僕以外知らない。

 

みんなが3万円でiPod touchを買ってる中1.5万円でWalkmanを買えた僕はなんか優越感があった。

iPod touchの存在を知ってたけど中学生だからお金がなくて、小遣いを貯めなくてよかった分早く買えたからそれでよかった。

 

Androidで性能がなかなか悪くて速くするための工夫とかカスタマイズとか色々勉強になったからWalkmanを持ってたのは正解だったと思う。

 

僕はそういうネットに繋がる端末を持つこととWi-Fiの設置を友達に広めてたりしてた。

こんなに便利なものは全員が持った方がいいし、出来るようになれば必ず感謝されたり褒められたりする。

 

「あいつはガジェットに詳しいやつだ」っていう認識もされるしね

 

 

[僕の話だけど]ゲームで転売を覚えた

この頃「イルーナ戦記」っていうオンラインRPG(スマホ)にハマってたんだ。

クエストがあってストーリーがあってギルドがあってパーティーがあって職業があってスキルがあって武器があって素材集めがあってトレードがあって露店もあった。

 

なぜか時代が進むにつれて他のゲームの勢いに負けて、どんどん人が減っていったんだけど、今でも完璧なオンラインRPGだったと思ってる。たまにやりたくなるんだけど人口が減っていくことを考えるとあんまり時間を費やせない。

 

このゲームは本当に好きで3年間くらいやっていたんだ。

 

すっごく難しい設定で、初心者じゃ必ずレベル50くらいで詰む。

ストーリーが進まなくなるしレベル上げは1日1レベルくらいしか上がらなくなる。

レベル200くらいの人がいっぱいいたからそんなんじゃすぐ心が折れた。

 

そこでギルドに入って助けてもらうのが普通なんだけど僕はコミュ障でそういうのには入りたくなかった。

いやコミュ障なわけではないのだけどそういうのって初めてだったしアメーバピグで数人と話すくらいのことしかしてなかったからなぜかギルドに入らなかった。

 

で、僕の場合は別の解決策をとったんだけど、それが「露店」

人が出してるいらない武器を安く見つけてきて、それを使ってなんとかストーリーを進めた。

攻撃力50くらいの武器を使っていたんだけど、2日かけて5万スピナ稼いで、攻撃力150くらいの武器を買ってストーリーを進めた。

 

でもイルーナ戦記ってどこまでいっても店売りじゃお金は稼げなくて、1日10万スピナ稼ぐのがやっとくらいだからそんなんじゃまたそのうち詰むのが見えていた。

レベル100くらいになると1つ100万くらいの武器を使うのが普通だし、それを全身揃えている人たちばっかりで、僕はそんなに時間は使いたくないなと思っていた。

レベル100で100万稼ぐとなると2日くらいボスモンスターを狩り続けなきゃいけない。

 

そこで僕は転売を始めた。

 

5万を稼ぐのは1日で終わったけど5万のいい武器が露店に販売されるのに1日くらい待った。

 

その武器の相場は実際は10万で、5万で買えたのはなかなかラッキーだった。

 

手始めにその5万の武器を11万で売却して、そのお金でまた似たような武器を買う。

そうするとどんどんスピナが増えていくんだ。

 

レベル50だった僕が1週間で1000万スピナ稼いだのは天才だったと思う。

 

 

そこで一旦満足してストーリーを進めて、たまに転売していって、最終的には転売だけで1億くらいまで稼いでいた。

その時にたまたまモンスターのレアドロップで20億の超レアアイテムが手に入ってしまって、1億なんかちっぽけな額になってしまったんだけれど、そこからさらに転売をしていって最終資産は40億スピナくらいあったんじゃないかな。

 

 とにかくこの経験が実生活で役に立つ。

 

リアルで転売(中学3年生〜) 

 中3の頃転売したものといえばヘッドホンとスマホ類。あとカード。ゲームもあったかも?あったわ。

 

ヘッドホンは転売というより普通にいらなくなったから売った。

その13000円のヘッドホンを使うまでは2500円くらいで買ったやつを使ってたんだけど、それを友達に1500円で売った。

 

あと友達の親が使ってたスマートフォン

これを3000円で仕入れてきて5000円で友達に売ったり、

友達が使ってたiPod touchもスマホ買うタイミングで5000円でもらって、弟に1万で売ったりした。

 

基本友達とか家族が相手で、あんまりヤバイことはしてない。

 

知識とか技術を売ることもあったな。

ちまちま小遣い稼ぎをしていた。

 

高専生になった頃メルカリのサービスが始まって、こっちでも転売を始めた。

正直法律関係とかよくわかっていなかったけど絶対に訴えられない範囲でやってたし問題はなかった。

 

メルカリ購入品の転売で利益が出るようなことはほとんどなかったけど、友達とか家族のいらないものを見つけてきて買い取ってメルカリで売ってたので2万くらい利益が出ていたのは覚えてる。

 

カードも結構転売をしていたんだけどこれはもうセットで買って、いらないのをメルカリで売って、ほぼ無料でカードを手に入れながら1万円くらいグルグル回してた。

お金の利益は出なかったけどほぼ無料で強いカードがどんどん揃っていった。

 

今でも安いものを見つけたら買ってよく人に売ったりしている

 誰も損はしないよ。

 

そろそろ古物商の許可を取ろうかと思ってる。

 

 

 もう一回音楽の話をする

 今こんなに昔の話をしたのはそもそも「昔使ってたヘッドホンとプレイリストが出てきた」から。

 

昔聴いてた音楽を聞くと、その時の記憶と感覚を思い出すことができるっていうのはよく言われていることなんだけど、今回のはすごかった。

だって

「プレイリストが完全に残ってて、音質も全く同じ。ヘッドホンの使い心地も。」

 

 

いやぁーーー

本当に感動した。

 

その頃の記憶が一気に帰ってきた。

懐かしくて泣きそうになる

 

これはもう完全にWH303のおかげだし、もうこのためのヘッドホンだったと言っても過言じゃない。

 

音は全然よくなかったけど買ってよかったし使わなくてよかった。

もう何いってんのかわかんないけど「昔使ってたプレイリストを残す」って偉大だよね

 

これからは定期的にプレイリストをファイルにまとめてHDDとかクラウドにバックアップするよ。

 

記憶が帰ってくる。写真を残すより大事かもしれない。

 

以上、終わり!