現状のApple公式サイトで買える、iPadのラインナップは
この5種類になります。
僕が使ってるメインiPadと、一番のおススメ機種
僕が使ってるiPadは
iPadPro 12.9インチ(2018モデル)
そして一番おススメのiPadは
iPadPro 11インチ or 無印iPad
です。
予算が少なめの方は無印iPad
最高のモバイル端末をお求めの方はiPadPro11インチ
クリエイターさんは12.9インチ
ですね。
詳しく順番に語っていきましょう。
iPadProの評価
歴代iPadProはベンチマークで飛びぬけて高いスコアを出しています。
発売当時に同時に発売される最新iPhoneに高性能なグラフィックチップが搭載されたSoCを搭載しているため、
「最新iPadProは常にスマホ最高スペックを上回る性能」を持っている。
ということは2020年発売のiPadProが現在スマホ・タブレット最高性能に当たります。
iPhone12のチップにグラフィック性能を足したようなものですから。まあ実際はiPhoneXsの時代のものにグラフィック性能を追加したものですが、それでも12のものを上回ります。
また、iPadProは2018年モデルから120Hzリフレッシュレートのディスプレイを搭載
120Hzは2020年スマホのトレンドで、これは画面を通常の2倍の滑らかさで表示する機能で、使ってて気持ちがいいです。
これは必要な機能でもないし、試してみないとどんなものかは分からないと思いますが、僕はこの機能に2万円は払ってもいいと思えるくらいに好きです。
通常のスマホは60Hzなので、この倍の滑らかさということになります。
↓の動画で何となく違いが伝わるかも。
https://www.youtube.com/watch?v=zquClG3j9so
この120Hzディスプレイとグラフィック性能がiPadPro最大の特徴かなと思います。
ディスプレイの品質は、PC用モニターであれば4~6万円相当の画質・リフレッシュレート・カラーマネジメント・タッチ性能
ですので、ディスプレイのためだけでもiPadProを買う価値がある。
こんな高品質なディスプレイのタブレットは他にないですから。(強いて言うならサムスンのGalaxy TabS7が並ぶけど、こちらは国内販売がありません。)
そして2020年モデルからはカメラが3眼になり、十分ハイスペックになりました。
もうiPadProと同じ値段でiPhoneを買うなんて信じられない。
約9.5万から買えるので、予算のある方は買って後悔しない最高のモバイル機種だと思います。
(なんでこんなに安いんだ...)
欠点が見当たらない、妥協が見つからない
値段も性能を考えたら安すぎる
MacよりもiPhoneよりもコスパいい
どんなスマートフォンよりも現時点で最高スペック
そんな最高峰のタブレットがiPadProでした。
12.9インチと11インチ
iPadProには11インチと12.9インチがある。
どちらのサイズの方が優れているかという話をするのですが、
圧倒的に11インチの方が完璧。
これにはそこそこ持論がありまして、
まずiPadのたどり着いた一番ちょうどいいサイズは、iPadのサイズなのです。
何あたりまえのこと言ってるんだという感じですが、でもよく考えたらそういうことで、
AppleはiPadを発売してから何年もモデルチェンジを重ねてきましたが、けれど画面サイズは初代の9.7インチからずっと変わらない。
あの初代iPadは当時スティーブジョブズが考えたiPhoneに次ぐ最高のデザインが9.7インチiPadだったのです。
iPhoneがあるのだから、小さくしようと思えばいくらでも小さくできた。軽くしようと思えばいくらでも軽くできた。
それでもあのサイズを選んだのは9.7インチが最もタブレットとしての使い方にふさわしいサイズだったからです。
家でも外でも使う。ネットサーフィンも動画視聴もLINEもTwitterもします。カメラも使うし音楽も聴く。ゲームもする。子供も大人もお年寄りも使う。女性も男性も使う。
そのすべてのシチュエーションに対応するにはパソコンでは大きすぎてスマホは画面が小さい。スマホは子供や大人が歩きながら使うには十分だけれど、お年寄りが使うには小さい。動画を見るには小さい。大きさが物足りない。けれどパソコンは面倒で使いづらい。
リビングで座って動画を見るサイズ、布団で寝ながら手で押さえて使うサイズ、電車の中でネットサーフィンができるサイズ、料理をしながらクックパッドを見るサイズ、外で歩きながら片手で持てるサイズ、電子書籍を読みやすいサイズ
すべての需要を適度に満たせるサイズが9.7インチだったのです。
そして、11インチのiPadProはその9.7インチの本体サイズをほぼそのまま画面を大きくしたサイズになります。
だからどんなシチュエーションでも使いやすい完璧なiPadProだという理屈があるのです。
12.9はクリエイターサイズ
僕は9.7インチiPadProと12.9インチiPadProを使っていました。
両方のサイズを使った感想は「12.9は大きすぎ」です
もちろん絵を描くにはすごくちょうどいいサイズだと思います。プログラミングをしたり、音楽を作ったり、そういった用途であれば12.9で良かったと思うこともあります。
ただこれはジョブズが生きてた頃のiPadの使い方とは違うのです。
昔はiPadで絵を描いたりプログラミングをしたり、なんてことはしなかったし、そんな性能がなかったのでこれは最近になってやっとできるようになった新しいiPadの使い方なのです。
iPadProが発売されたのは2015年。12.9インチiPadProがクリエイター向けに発売されました。
名前はiPadProと、「プロ」の名前を持ちます。その名の通りプロフェッショナルのためのiPadなのです。
同時にApplePencilが使えるようになり、キーボードも使えるようになり、グラフィック性能もiPhoneに比べて大幅に性能を上げたSoCを搭載していました。
本来12.9インチは「イラストレーター」や「デザイナー」や「動画編集者」「画像編集者」「ライター」のためのサイズです。
ということはダラダラ動画を見たり外を歩きながらネットサーフィンをしたり音楽を聴いたりゲームをしたりするためのサイズではないのです。
だから、
「自分はプロのクリエイターだ、仕事のためにiPadProを使うんだ!」
という方が12.9インチを使うべきだと思います。
長くなりましたが僕は12.9インチにして満足しています。
この記事もiPadProで描けるし、イラストもWebサイト制作も全部iPadProでできている。
それは12.9インチだからこそストレスなくできているんだと思っています。
11インチだったらできないわけじゃないけれど、きっと「12.9インチにすればよかったかな」とちょっと後悔してたかもしれません。
けれど同じくらい「11インチにすればよかったかな」という後悔もあります。
仕事のために使う機会が半分、趣味娯楽のために使う機会が半分あって、その普段仕事以外の目的でiPadProを使うとき、大きいせいでカバンから取り出すのをためらう、大きいせいでトイレに持ち込むのをためらう、大きいせいで寝ながら使うときに腕がつかれる
なんてことがそこそこある。
だからこの12.9インチを買うときはよく考えて、「プロとして使うんだ」という覚悟を持って選んでほしいと思います。
11インチ↓
12.9インチ↓
iPadAirの評価
iPadProと並んで褒められる性能・品質を誇るのが
iPadAir
です。
iPadProに劣る点は少なく、ディスプレイ品質・マイク品質・スピーカー品質・絵描き性能・USB-C・デザイン・拡張性はiPadProに並びます。
iPadProが持ち合わせている何気ない高品質感を、2020年からはiPadAirにも乗せてちょうどいいハイスペック端末に仕上がりました。
Proに劣る点として、120Hzリフレッシュレートは60Hzになり普通で、カメラはiPhone11相当シングルカメラ、グラフィック性能も劣りますが、基本的な性能はiPhone12と同等で非常にコスパのいい端末です。
個人的な評価は「iPhone12が大きくなってカメラが普通」くらいのイメージですが、
大きくなったiPhone12を7万くらいで買える
と思ったら安くていい商品だと思いませんか?
そんなポジションがiPadAirだという印象です。
iPadProより少し安く、無印iPadの欠点がすべて改善された、すごくちょうどいいタブレットがiPadAirです。
iPadProの高すぎるグラフィック性能や滑らかすぎる120Hzリフレッシュレートを必要としない方には十分高品質高スペックなモバイル端末で非常に良い機種だと思います。
無印 iPadの評価
さて、この順番で紹介してしまったので必然的に普通のiPadくんは欠点を語ることになってしまいました。
ディスプレイ品質・性能・スピーカー・マイク・タッチ性能・カメラ・Lightning端子など若干ながら少しずつ安いパーツに代わり品質はまあまあといった印象
Air・Proに比べると良いところのないiPadですが、
ただ唯一前の二つに勝てるポイントが
異常なほどの安さ
です。
長年スマホやタブレットを比較し、パソコンを作ったり修理などもしてきましたが、
正直なぜこのiPadが3万円台で作れるのか分かりません。
性能はiPhoneXs相当、ディスプレイはそこそこ解像度の高いRetinaディスプレイ、十分なタッチ性能、ApplePencil対応、軽量大画面、そこそこ高音質な片側スピーカー、普通に使えるマイク、普通に使うには申し分のないカメラと、
あたりまえにあたりまえの機能が搭載されて、当たり前のように快適に使えてしまう。めちゃくちゃ安い高品質タブレットがiPadです。
この価格帯でiPadと戦える製品は他にありません。
容量が未だに32GBなのが残念ですが(128GBのために1万円を出すのはおススメしない)、たぶん昔のパーツを流用することで安く作っているので32GBなのはしょうがないでしょう。
財布に4万円が入っているとき、一番幸せになれる買い物はiPadでしょう。
スマホに1日10時間使うのだから、iPadが欲しくなる人は多いと思います。その「なんとなくタブレット欲しいなぁ」の感情にちょうどいいのがiPadです。
iPadProの品質を知らなきゃiPadが最高だと思えるはずです。
iPad miniの評価
最後に紹介するiPad miniは
外でちょうどいいサイズ
という個性的な存在です。
正直以外に評価するところがありません。
今販売されてるシリーズの中で一番古い発売日になりますので、ちょっと褒めにくくなってしまいました。
2020年のiPadが発売してしまい、「iPadより性能がいいとは言えない」状態になってしまったため、褒めるところがないんです。
片手で持てるこのサイズが欲しい方だけiPad miniです。
逆に言えばこのサイズで高性能のタブレットを使いたいならiPadminiしかありませんので、どうしてもこのサイズのモバイル端末が欲しい方専用機です。
ほとんど無印iPadと同じで性能も全体的な品質も同じなので、5万円台のタブレットとしては上等ですので悪くない機種だとは思いますよ。(主の評価は低い)
ランキングまとめ
買ってほしい順
- iPad Pro 11インチ
- iPad Pro 12.9インチ(プロのクリエイターはこちら)
- iPad Air
- iPad 32GB
- iPad mini
iPad Pro、最高です。120Hzは快適だし画面綺麗だし、ゲームをしたら最高のハイスペック高音質環境だし、音楽を流したらスピーカー要らずで高音質だし、タッチ操作は今までのどんなスマホよりも快適に動いてくれる。
王道iPad順
- iPad Air
- iPad Pro 11インチ
- iPad
- iPad Pro12.9インチ
- iPad mini
Pro12.9インチとmini7.9インチは邪道です。
ですがそれも個性的でいいところでもある。
iPadの良さを100%感じられるのはiPadPro11インチ、そこまでハイスペックじゃなくてもいいならiPadAir、とりあえずiPadが欲しいなら無印iPadという感じ。
無駄なくちょうどよく完璧なのは2020年のiPad Airでした。まさにiPadの最新形態という感じ。今後iPadシリーズの中心はしばらくiPad Airのこのデザインこの品質になっていくんじゃないでしょうか。
単純スペック順
- iPad Pro (A12Z Bionicチップ)←グラフィックに強い
- iPad Air (A14 Bionicチップ)←電力効率が若干いい
- iPhone12 (A14 Bionicチップ)
- iPhone11 (A13 Bionicチップ)
- iPhone SE2 (A13 Bionicチップ)
- iPad mini (A12 Bionicチップ)
- iPhone Xs Xr Max (A12Bionicチップ)
- iPad (A12 Bionicチップ)←iPhone8よりスペック高い
- iPhone8 X (A11 Bionicチップ)
※チップ名が同じ機種はほぼ同スペックです。
一番安い3万円台のiPadでさえiPhone8の性能を超えているので、性能を見た時のiPadのコスパはすごくいいです。
iPadAirがiPhone12と同等なのもすごいですが、iPadProがそれを超えた性能をもっているのは驚きですよね。それでなぜ10万を切る価格で販売できるのか不思議です。
おススメしない順
- iPad 128GB (32GBに比べたら無駄に高い)
- iPad mini (基本は無印iPadの方がお得)
- iPad Pro 12.9インチ (11より使いづらい、業務用)
他全部コスパいいので、これ以外なら好きなものを選べば後悔しないと思います。
この3種類は現在公式サイトで販売されている中ではちょっとクセのある存在なので、ほかの商品としっかり値段や用途を比較して選んでみてください。
あとから失敗シリーズですね。
iPad128GBは予算のない学生ゲーマー(偏見)
iPad Pro 12.9インチは妥協できない完璧主義者(偏見)
iPad miniは7.9インチが最高だと信じてやまないスマホユーザー(偏見)
その人なりに事情があると思うので、好きなものを選んでもらえれば全然いいです。
コスパがいい順
- iPad 32GB
- iPad Pro 11インチ
- iPad Air
- iPad Pro 12.9インチ
とにかく安くしたいならiPad一択です。迷う必要はありません。
iPadProに魅力を感じたとしても、それを知ったうえで安さでiPadを選ぶなら公開する必要はありません、iPad凄いです。
とりあえず幸せになれる順
- iPad Pro 12.9インチ
- iPad Pro 11インチ
- iPad Air
- iPad mini
- iPad
大画面はいいぞ!
USB-Cはいいぞ!
4方向スピーカーはいいぞ!(これはマジ)
仕事で役に立つ順
- iPad Pro 12.9インチ
- iPad Pro 11インチ
- iPad Air
- iPad
- iPad mini
ワードエクセルこれで足りるかも。
画像編集やファイル管理もできる。
キーボードも使える。
外で使いやすい順
- iPad mini
- iPad Pro11インチ
- iPad Air
- iPad
- iPad Pro 12.9インチ
iPadPro12.9インチ以外はスーパーで魚を選びながら見てても恥ずかしくありません。
12.9インチをスーパーで栄養価見るときに使ってる僕の持論です。
iPadPro12.9インチ以外は電車の中で絵を描いてても恥ずかしくありません。
12.9インチを使って電車で絵を描いてる僕の持論です。
ゲーマー・動画視聴向け順
- iPad Pro11インチ
- iPad Air
- iPad Pro12.9インチ
- iPad 128GB
iPadProとiPadAirは4方向スピーカーがついているので、横向きにしたときに音の方向が分かります。両側から音が聞こえます。
他のiPadとiPadminiは横向きにしたときに音が片方からしか聞こえないので、音質が物足りなかったり、ゲームで音の方向が分からなかったりします。
イラストレーター向け順
- iPad Pro12.9インチ
- iPad Pro11インチ
- iPad Air
- iPad
- iPad mini
ProとAirは2世代ApplePencil
iPadとminiは初代ApplePencilの対応になります。
イラスト初心者なら普通のiPadを選ぶのもアリです。液タブより安いので。
動画編集者向け順
- 自作PC
- Macbook Pro
- iPad Pro12.9インチ
- iMac
- Macbook Air
- iPad Pro11インチ
急にわけわからんランキングになりましたがそういうことです。
iPadだけじゃちょっと不足感あります。
総合快適度
- iPad Pro 11インチ
- iPad Air
- iPad Pro 12.9インチ
- iPad
- iPad mini
最終おススメ選択肢3台
- iPad
- iPad Pro 11インチ
- iPad Pro 12.9インチ
購入はAmazonかAppleへどうぞ
お店は在庫がなかった場合予約で2週間かかったりすることがあります。
新品価格は通常Amazonが一番安いです。
Amazonに在庫がないものはAppleから買うと良いです。
通信契約付きのLTEモデルは、各キャリアのお店か、Appleから買ってSimを刺すやり方、中古LTEモデルを購入するやり方のおよそ3択です。
Wi-FiモデルならAmazonかな。早いし。
Amazon 「iPad」
Apple公式 iPadページ
あとがき
以上iPadPro評価まとめでした。
かなり長々と語ったので、十分参考になったのではないでしょうか。
iPadは安い買い物ではないので、よく考えて買ってほしいと思いますが、どれも買って損のない最高のモバイル端末です。「何も持ってないよー」という方は人生半分くらい損してますのでどれか一つ買いましょう!
スマホで幸せになれたのだから、iPadもきっと幸せにしてくれます!
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イラストレーターとしてファンボックスもやっています。コミュニティ運営やイラスト関連ブログもやっているので、ちらっと見てみてください。気になるプランがあれば入っていただけるとブログ作成はかどります。
イラストや稼ぐというテーマの持論はこちらで書いています。